どこにいてもホームシックにはならないが、今はかなりの沖縄シックにかかっている。
暖かい気候と綺麗な海が懐かしい。
伊江島滞在中はオートバイに乗っていたので、久々に本物のバイクが運転したくなり海へ出かけた。
ヘルメットのシールドをブラックに変えたので、これで顔バレもなし。
気持ち良さのあまり大声を出しても誰にも見られる心配がなくなった。
片野や橋立の海を見てきたが、沖縄の海と比べると物足りなく感じてしまう。
当たり前かもしれないが、サンゴが広がるあの海はやはり海としての純度が他とは違うのだろう。
あっちの海はこちらの海と香りも異なっている気がする。
海独特の磯の香りがほとんど無く、海の近くに座っていても磯臭くなることがない。
僕たちは見ることが叶わなかったが、今年は近くでクジラを見ることもできたそうだ。
イルカは海にいれば遭遇することも多々あるが、クジラともなるとそういうわけにはいかない。
いつか自然のクジラも見てみたいものだ。
そういえば昨日のブログを読んだ生徒から、思わず泣いちゃいましたという嬉しいコメントが届いた。
ブログを書いている側としてはこれほど嬉しい言葉はない。
自分の書いている文章が誰かの心に届くなら、この先も書き綴っていく意味があるだろう。
今年の沖縄は子供たちとよく恋愛の話もした。
いくつになっても男女のことで悩むことはある。
彼等よりも10年ほど長く生きているのでそれだけ経験も多いが、何かの役に立てればと思い自分の引き出しを最大限に開いて語り合った。
中学生の頃の恋の悩みなんて今思えばちっぽけなような気もするし、それほど正確に記憶しているわけでもないが、当時はそれなりに悩んでいたような覚えがある。
メールをしても返信が来ない、なんだか最近そっけない、うまく女の子と話ができない、付き合ってもどうしていいかわからない。
世代は変われど、皆同じような壁にぶつかるものだ。
先生としてはもちろんのこと、少し歳上のお兄さんとして当たり障りのない返答ではなく、自分の経験を踏まえて正直な答えを出していきたい。
今年はそんな今の理想の自分に少し近づけた5日間になったような気がした。
今後この仕事を続けていく上で、自分に求められる立場は確実に変化していくだろう。
だから今しかできないこと、今しか言えないこと。
それを一つ一つの場面でキチンとみんなに伝えていくことが大切だと思っている。
沖縄から戻ってきて、いよいよ今日からまたお仕事が始まる。
新学期に入る前に保護者の方々にこれからのことを伝える父母会がそのスタートだ。
子供たちにはもちろんのこと、親御さんにも今の現状をしっかりと知ってもらわなければいけない。
この旅で学んだこと、楽しかったこと全てを糧にしてまた今日から笑顔で頑張っていこう。
沖縄編これにて終了。
卒塾したみんなこれからの人生も楽しんでね。
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